3Tといえばハンドルバーやステムなどでお馴染みのメーカーだが、近々発売されるというフレームはブランド歴史で初めてとなる製品。
となればツールやプロチームにも製品を供給している同社だけに、普通に考えるとレーシーなモデルを想像してしまう。
しかし記念すべき初モデルに選んだのはグラベルロード。
しかもシクロワイアードさんの記事によると、風洞実験まで行った本格的なエアロモデルだという。
比較的、低速域での運用が多いであろうグラベルロードにエアロ。
いまいちピンとこないが、冷静に考えるとグラベルロードが本領を発揮するグラベルを走っている時間は、そんなに多くない。
自走であれば全体行程の20%にも満たないことが多いのではないか。
そう考えると通常の舗装路を走る時にエアロ効果が発揮されるというのは非常に理にかなっている。
ただでさえグラベルロードは重量が多くなりがち。少しでも効率を考えるとエアロ効果を追加するのは自然の成り行きだったのだろう。
個人的にも非常にアツイのがグラベルロードというジャンル。
3Tのチャレンジングな姿勢は大いに歓迎だ。
もしかすると大きな流れを作るエポックメイキングな1台なのかもしれない。
うーん、また物欲の虫が騒ぎ出したw
3Tよりブランド初のバイクフレーム「EXPLORO」が登場。エアロ性能の向上を図った点や、650Bと700Cという2サイズのホイールに対応する点が特徴的なグラベルロードを紹介します。https://t.co/RuBcg680od pic.twitter.com/OYgtxprVIK
— cyclowired.jp (@cyclowired_jp) September 6, 2016